このコーナーでは、パソコン初心者の方を対象にパソコンを利用してシナリオを書くための基礎知識やTipsを紹介します。
第六章 推敲について。推敲とは、書き上げたシナリオをもう一度、見直し、練りあげることです。
この章では、推敲の方法について考察します。
1.頭を冷やす
シナリオを書き上げた直後は、興奮しているためか、頭が熱くなっていて冷静な判断が出来ません。
一晩、寝るなりして、頭を冷やしてから見直すのが得策です。
時間がないときは、読みなおしの環境を変えることで、頭を冷やすことが出来ます。
ディスプレーでばかり眺めていないで紙に印刷してみるのも一つの方法です。
また、テキストを快適に読むために作られたテキストビューワを使って読み返してみるのもいいでしょう。本を読むような感じで縦書き表示が出きるものがいくつかフリーソフトとして公開されています。横書きのエディターで文章を書いていた後に使うと気分が変って有効です。
Vectorなどのオンラインソフトダウンロードサイトで探してみてください。
2.自問自答する
- 主人公は、誰だかわかるか?
- 登場人物の描きわけはできているか?
- 作品のテーマがクライマックス部分で伝わっているか?
- 主人公は、葛藤を乗り越え、何らかの成長を遂げたか?
- 描写が細かすぎたり、逆に説明足りずの部分はないか?
- 意味のない小道具を出して、読み手を惑わせていないか?
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無駄なシーンや無駄なセリフ、無駄な人物は使っていないか?
3.全体の構成を見直す
無駄なシーンを削ったり、必要なシーンを付けたしたり、シーンを入れ替えたりすることで、まとまりのある作品に整えていくことができます。
そんなとき、シナリオ全体を俯瞰でとらえてみることが出きると便利です。

上の図の左部分は、秀丸エディターを使って柱の行だけを抽出したものです。
最新版の秀丸エディターは、任意の文字を強調表示し、その文字がある行だけを一覧表示できるので柱の記号である"○"を抽出するよう設定してみました。
各行をクリックすると、右側のエディター部が、その柱のある行に移動するので削除や入れ替えが容易に出来ます。
"grep"と言って、任意の文字を検出して抽出する機能があるエディターをお使いなら同様のことが出来ると思います。
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