
頑張って背景や小物を描いたのに、どうもただの「絵」にしか見えない。
出版社に持って行って、編集さんに「キャラと背景のタッチが一緒だ」と言われたけど、
どこをどう直していいか分からない。
そんな時のちょっとしたコツをお教えしましょう
(偉そうに言ってるけど私も修行中)
箱における光と影
この箱にちょっとした小細工をして
質感を出しましょう。
影をつけてみると、結構簡単に立体感が出ます。
ただ、この箱の絵がマンガの原稿に描かれていても
周りとなじまなくて浮いてしまいます。
こういう風に影をつけるのではなく、これをちゃんと
箱に見せるにはどうしたら良いでしょう?
ペンで質感を表現する
どこが変わったか分かりますか?
線を描く時、影をつける時、トーンを貼る時、常に物体に光が
どの角度から当たっているのか考える必要があります。
光が当たっている所は明るく、当たらない所は暗くなるわけです。
線だけでそれを表現する場合、それを端的に描くのです。
左の箱は左手前から光が当たっていることとします。
オレンジ色の矢印部分は光が当たるため、明るく白っぽく見える所、
ピンクの矢印部分は地面(床)と接しており光が当たらず、暗く黒っぽく見える所です。
緑の矢印の線は、光が当たっているので、細い線で描いています。
(でもちょっとこれは大げさ)
トーンを貼って質感を表現する![]()
同じ太さの線で形だけ取った所です。
もちろんこれではマンガの原稿としては難しい絵柄です。
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光の当たる部分を細い線で、影になる部分を太く書き直したものです。 ![]()
ソファの布地の部分に横線のトーンを貼りました。
(これを貼らずに、次の影のアミトーンだけでも十分です)![]()
影になる所に、アミのトーンを貼りました。