1 人体デッサン



絵を描き始めた人はまずキャラクターの顔を描きます。
一番興味があるところだからでしょう。楽しくて夢中になり顔ばかりを描き続けて
ふと思いついて身体をつけてみたら「なんじゃこりゃ〜」となった経験は誰しもあることでしょう。
と、いうわけで人体のデッサンです。

デッサンと言っても本当に木炭とか鉛筆で美大の受験生みたいなことを
するわけではありませんからご安心下さい。

まず、身体の配分です。
これは6頭身の身体の略図です。
オレンジ色の楕円形が頭の大きさです。
緑色の丸は関節です。

日本人はこの配分が一番多いと言われています。
(最近は手足が長い人が増えましたけどね。)
少女漫画では10頭身などという恐ろしいものも
まかり通っていますが、人間として違和感が無く、
しかもスタイル良く見えるのは8頭身くらいだと思います。
キャラクターによって体型は変わりますから、参考にして下さい。
上の配分に合わせた人の形です
えーと、絵のうまい下手は気にしないで下さい。
どの辺りに腰の高さとか肘の位置が来る、とか
そういう参考にして下さい。
スタイル良く描くなら、頭を小さく頭身を高くし、
腰の高さをもっと上、さらに手足を長くします。
実際に描く場合はこういう感じになります。
おおまかなあたり
あたりを目安にしながら下書き
ペン入れ
消しゴムをかけて下書きを消して完成
顔のバランスも参考程度に
おおまかなあたり
オレンジ色が中心線
子供は耳と同じ高さに目が来ます
大人は子供より目の位置が高くなります
おまけ。髪をつけたところ


ちょっとぶっちゃけたお話し。
キャラクターの絵柄というのは、個性が一番出るところです。
冷静に考えたらありえない形のデッサンでも、魅力的な絵柄はたくさんあります。
だから、基礎が大事、と思う人は基礎をちゃんとやればいいし、とにかく描ければいいや、
と思う人は気にせず思うとおりに描けば良いと思っています。
ただ、正しい形を描ける人が描くデフォルメと、最初からデフォルメしたものしか描けない人では
明らかに画力に差が出てくると私は思っています。結局は好みかもしれませんけど。