1. 道 具



まず、マンガを描くのに必要な道具をご紹介します。
覚えていて欲しいのは、画材は安くないと言うこと。ですから無理してそろえる必要はありません。
ここに載せているのはあくまで一番オーソドックスなものですが
人によっては全然違う物を使っていますし、ロットリングだけで全てを描いているプロもいます。
正解はありません。ちょっとずつ試しながら、自分の使いやすい道具をみつけて行って下さい。
(名前の部分が青くなっているところはクリックすると別窓で大きめの画像が表示されます。
誰でも知ってるものは写真はつけていません。)


<必ず必要な物>


B5〜A4ぐらいの落書き帳
(無地)

ネーム(下書きのさらに下書きのこと。コマ割やセリフの配置を決める)に使う。安い物で構わない。
なんなら広告の裏でもOK。いきなり原稿用紙に直書きはしないこと。
必ず、先にコマ割やセリフの配置を作ってから、改めて原稿用紙に書こう。
鉛筆 or シャープペンシル
Bか2B、それ以上に柔らかい芯が良い。あまり固い芯は紙を傷つけてしまう。
消しゴム
普通の文房具店に売っている物で良い。紙を傷めずキレイに消える物ならok。

原稿用紙。市販されているマンガ用原稿用紙がおすすめ。
はじめから目盛りやコマ割の目安が入っており非常に便利。紙サイズはB4を選ぶこと。
小さい物も売っているがこれは主に同人誌用。
無地のケント紙でも良いが、描画領域の印を打ったりしなくてはならないので不便。
定規

15cmくらいの短い物と50cmくらいの長いものを用意。できればマス目の付いた物が便利。
写真のように、定規の両端に、上げ底のような物をつけると紙が汚れない。(1円玉をテープで貼っても良い。写真にあるようなそれ専用のものも画材店に売っている)
写真の上はプラスチック定規、下は金属の金(かな)定規。カッターを当ててまっすぐに切りたい時は、こちらを使用。
プラスチック定規はエッジ(←クリックして参照)の付いているものを選ぶこと。
墨 or マンガ用インク
小学校のお習字で使ったような墨汁で十分。(でも古い物は避けること。変成している可能性がある)
もしくは画材屋さんに売っている「マンガ用インク」とか「製図用インク」でも可。

安い物で十分。細い物と太い物を用意すると便利。(筆ペンでも良い)
つけペン(Gペン・丸ペン)
ペン軸(Gペン・丸ペン)

ペン軸とペン先が分かれて販売されている。ペン軸にペン先をぎゅーっと差し込んで使う。
Gペンの方が太く柔らかな線、丸ペンは細く固めの線が引ける。
また、このほかにも「スクールペン」「カブラペン」「サジペン」などペン先には色々ある。
お金が許すなら一本づつ(たいていばら売りしています)買って書き比べて自分の好みの物を探すのも良い。
修正液 or ポスターカラーの白
市販されている、ふたに筆の付いたタイプが便利。ペンタイプは使いづらい。
ポスターカラーは慣れるまでは濃度を調節するのが難しい。


<あった方が良い物>


スクリーントーン(アミ)
キャラクターの服の色や背景のグレーの部分。薄いフイルムにドット(水玉)が印刷されており、切って貼って使う。
規則正しくドットが並んでいて平板に見えるものを俗に「アミ」トーンと言う。
濃いの、薄いの、中くらいの、の3枚があればとりあえず事足りる。
青い鉛筆 or 青い芯のシャーペン
青色は印刷に出ないので、トーンを貼る時の指示やその他目印に使う。
トーンカッター
トーンナイフとも言う。トーンを切る為のカッター。
普通のカッターより刃の幅が狭く鋭角。
メンディングテープ
つや消しで、貼ってしまうと見えなくなる(程、馴染む)。
細かいトーンを押さえる時に使う。
トーン押さえ
耳かきのような形のものやへら状のものがある。自分が使いやすい方を。
ミリペン
要するに細めの黒ペン。擬音や背景、枠線などに使用。
太さを変えて何本か持っていると便利。(0.05・0.1・0.3・0.8くらいがあれば上等)
ロットリング
ちょっと高価なペン。均一な線がひけるので枠線を引くのに便利。
少女マンガはこれの0.8ミリを使用していることが多い。
雲形定規
使い慣れるには練習が必要だが効果線や背景を描く際に便利。



<余裕があったらそろえたい物>


楕円定規
使い慣れるには練習が必要。これも小道具や背景を描くのに便利。
吹き出しをこれで描いている漫画家もいる。
私も試しにやったことあるが、確かに画面がきれいに見える。
トレス台
ライトボックスとも言う。その名の通り、箱の中に蛍光灯が入っていて、その上で資料を透かして写し取ったりする。
大きくてもB4サイズで十分。A4でもちゃんと使える。欲張って大きいのを買うと邪魔で後悔する。
ドラフティングテープ
仮留めのテープ。背景を描く時の補助紙や、いずれ剥がすメモ紙などを貼る。
スクリーントーン(砂目・グラデーション・柄)
アミトーンだけでは表現しきれない、質感を表現するのに便利。数限りなくある。昔に比べたらかなり安価になった。
資料用書籍
自分で写真を撮ったり出来ない時に便利。風景や人物など、いろいろな物が出版されている。
ただしこれらのものはたいがい古い写真を改訂せずに使い続けているので、
そのまま使うとかなり古くさい物になる可能性がある。





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